大貫 智之 院長(さんぽう接骨院)のインタビュー

さんぽう接骨院 大貫 智之 院長

さんぽう接骨院 大貫 智之 院長 TOMOYUKI ONUKI

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

学生時代にアメフトをやっていたのですが、膝や足首をしょっちゅう怪我していて、その度に接骨院さんのお世話になっていました。親身になって色々と手当をしていただいたことが心に残っていて、当時からこの職業がすごく気にはなっていたんです。ただ、一旦は大学を卒業し、教員となりました。体育の先生を4年間勤めたんです。その後、縁あって幼児教室の幼児体育の指導をずいぶん長い間やっていました。
30代も半ばを過ぎた頃だったでしょうか。「いつまで体操のお兄さんが出来るか」と考えるようになったとき、頭に浮かんだのが接骨院という仕事でした。そこで一大決心をし、学校を辞めて日体柔整専門学校へ入学し、この道に足を踏み入れることとなりました。

2007年に『さんぽう整骨院』を開院致しました。
私は小学校も中学校もここ。少年野球もこの地域のチームでした。自らが生まれて育った地域で、皆様の健康のお役に少しでも立つことが出来ればと思っております。

『さんぽう整骨院』の診療方針についてお聞かせください。

患者さんに慣れることは悪くないのですが、それが決して馴れ馴れしくならないようにと思っています。どんなに親しくさせていただいている方でも、言葉遣いやちょっとした気遣いを忘れないようにということです。初めての方であれば、いきなり首すじに触れたりするとビックリされますよね。「ここに触りますよ」とまず一声を掛ける。そうした気遣いをどなたに対しても忘れないようにと思っています。

どうすればその方の力になれるのか。「俺が治してやる。」という意識ではないんです。もちろん、なんとかして治して差し上げたいとは思っています。ですが、そうであっても私どもの出来ることはあくまでも治すお手伝いなんですね。ご自身が持つ自然治癒力を最大限に引き出すお手伝いが私どもの仕事であると考えています。
接骨院ということ自体がアナログだと思うんです。ハードに頼るのではなく、この“手”を使って心で治していく。最も高価な治療器具であるこの“手”を通して、どれだけお手伝いが出来るかということを常に考えています。

閉院時間を夜9時とされているそうですが?

午前中はおじいちゃんにおばあちゃん。午後は小学生や中学生、そのお母さん達のご利用が多いですね。当院は夜の9時までの営業をしておりますが、これは会社勤めの方のご利用を考えてのことです。「急に腰が痛くなった。」「肩が痛む。」その日に来院されて、その1回で劇的に治せればそれに越したことはないのですが、たった1回の治療で望める効果は限られてきます。3回、少なくとも3日間くらい続けて治療をしていただくのがベストの結果を得られると考えています。
ただ、会社にお勤めの方が3日続いて定時で退社、というのは難しいと思うんです。夜9時までに行けば良いということであれば、幾分は通いやすいのではないかと思い、この時間までの営業をさせていただいています。
会社にお勤めの方だけではありませんね、クラブ活動をしている子ども達もそうです。だからでしょうか、他店舗さんが閉まってからウチは忙しくなるような気がします(苦笑)。

体育大学出身であることのメリットについてお聞かせください。

私は2008年に東京マラソンに出場したのですが、実はそれまでマラソンというのは全くやったことがありませんでした。体育大学出身ですので、球技等には馴染みは深いものの、長距離を走るという経験は皆無で、それだけにとても新鮮で、また勉強にもなりましたね。「膝を痛めた」ということで来院され、以来、走り仲間として付き合いのある方がいらっしゃいます。その方に「どうして痛むのか。どうすれば防げるのか。しっかり説明してくれたのはあんたが初めてだ。」と仰っていただいたことがありました。
施術そのものに大きな違いはないと思いますが、「膝を内側に出しながら走ってみてください。」ですとか、自身の経験を踏まえた走り方のアドバイスに違いを感じてくれたものと思っています。
私は体育大学出身ということもあり、身体のしくみや運動機能について、自分でそれと意識することなく考える習慣が身に付いていました。当時学んでいたことがいまになって役に立っているということを実感しています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。

治療はスピードが命です。痛いと感じたらすぐに冷やすという習慣をつけていただけると、後々違いとなって現れてくると思います。時間が経てばそれだけ治りも遅くなってしまいますから、痛いと感じればなるべく早くご来院いただければと思います。当院はご年配の方からスポーツ選手まで、全ての方にご満足いただける接骨院を目指しています。痛みを抱えた方は我慢せずにお気軽に当院へお越し下さい。明るく朗らかなスタッフが皆さんのお越しをお待ちしております。

※上記記事は2011.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

さんぽう接骨院 大貫 智之 院長

さんぽう接骨院大貫 智之 院長 TOMOYUKI ONUKI

さんぽう接骨院 大貫 智之 院長 TOMOYUKI ONUKI

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味・特技: ランニング
  • 好きな本・愛読書: 風が強く吹いている
  • 好きな映画: サウンド・オブ・ミュージック
  • 好きな言葉・座右の銘: 人を大きく己を小さく心は丸く腹を立てず気を長く
  • 好きな音楽・アーティスト: サザンオールスターズ
  • 好きな場所・観光地: 小笠原

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