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美容室SAPIENTIA

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小野寺 真一 代表 オノデラ シンイチ
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美容室SAPIENTIA
生年月日:1967年10月13日
出身地:神奈川県
血液型:A型
趣味・特技:アウトドア、映画鑑賞
好きな本・愛読書:アルジャーノンに花束を
好きな映画:ツィゴイネルワイゼン
好きな言葉・座右の銘:自由
好きな音楽・アーティスト:年々好みが変わるというか。最近は激しいのを聴くことのほうが多くなりましたね。
好きな場所・観光地:路地裏(現地の人々の生活が感じられる場所)
■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。
30歳までに何をするか決めればいい。高校生のときに考えたことです。
それを踏まえた上でいろんな職種を経験し、いろんな場所を見てきました。その選択肢のひとつに美容師という職種があった訳です。20代の前半のうちにに美容院に勤めて、経験を積みました。
最終的に美容師という職業を選んだ理由は、先の変化が無数にあるという点です。アパレルメーカーの営業をしてたこともあるのですが、そこでは何となく行く着くところが見えちゃうと感じたんですよね。自分の目の前の席にゴールの人が座っているというか。ま、自分が若かったという部分もあるとは思いますが(苦笑)。
美容師にはそのゴールに限りがない。多店舗展開をしている会社の経営に携わることも可能だろうし、独立するのもありだし。言葉尻だけでもヘアアーティスト、ヘアデザイナー、美容師。そのどれかひとつを目指してもいいし、その全てを目標にしてもいい。
先の変化を楽しみに出来るというのはこの道を選んだ大きな理由です。

28歳の頃に美容師としてやっていくとを決め、この世界に戻ってきました。仕切り直しで入ったお店で半年が経過した頃、支店を任されることになり、高津での生活がスタートしました。現在の店舗に移転してから今年(2011年)で4年目を迎えます。

小野寺 真一 代表 小野寺 真一 代表

■高津という土地へのこだわりについてお聞かせください。
川崎の中でも溝の口や高津という土地は特別なものがあると感じています。
ストレートな言い方をすると「金はある。でも本当に良いものでないと使わないよ。」という方が多く住んでる地域だと思うんです。
目が肥えてて厳しいんですね。美容師に求められるのも正にそれで、「高くて良いのは当たり前。都心と同じかそれ以上の質で、川を挟んだこっち側の価格というものがあるでしょ。」という具合で。それについては、やってやれないことはないと自分も信じていることですがね。
当店は 10代から60代、70代の方までバランスよくお店をご利用いただいています。特徴としては男性比率が高いということですね。およそ4割が男性のお客様です。当店の見た目は美容室のイメージとは異なるというか、これも地域に住む方のニーズに応えようとしてきた結果なのかもしれません。

■『サピエンティア』の理念についてお聞かせください。
小野寺 真一 代表まず髪を傷ませない。これが全ての元です。そのための薬剤のチョイスやハサミの材質選び、切り方にはこだわりがあります。
切り方が良くなければカットした瞬間に毛先はささくれてしまいます。他にも髪が濡れている状態と乾いている状態では明確な差となって出てきます。
人それぞれの髪の質、状態を考慮して全ての行程に臨まなければと思っています。

「ただただ正直に」馬鹿が付くほど正直にというのが当店のモットーです。
日本語独特の表現ってありますよね。「傷みにくいですよ」とか。それは「傷みます」とはっきり伝えればいいことだと思うんです。
パーマを掛けたら髪が傷むかと問われれば、ウチでは「ええ、傷みますよ」とお答えしています。髪を加工するんですから傷むのは当たり前で、そこを曖昧にして逃げようとするからわかりにくくなってしまう。少なくとも美容に関して、日本語の“妙”的なモノは取り払ってしまいたいと思っています。
正直でストレートな物言いはこの国では嫌われる傾向もありますが、“わかりやすさ”を大事にすれば、すっきり物事が進むこともまた多くあるんではと思っています。

■接客の際に心掛けていることをお聞かせください。
お客様が入店された時の印象、最初のイメージを大事にしています。
パッと見た瞬間の「あそこが重たい。あそこはちょっと長い。」というものから、ヘアスタイルを見て、その方がどれだけ髪に時間と手間を掛けられるのかということを把握する。それはスタイルを一緒に作り上げる上で参考になるものです。
また、出来るだけ質問をするようにしています。ただ世間話をしていれば良いのではなくて、お話の中からライフスタイルや趣味、仕事、服装の好みを知り、それを美容師の仕事に役立てていかねばと考えています。
例えばオフィスはどこなのか。仕事が終わればどこに行ってどこで遊ぶのか。場所が違えばその人の趣向が違ってくるのも当然のことで、それを理解することがスタイルの提案に結びつくと考えています。オンとオフでのスタイルの使い分けという提案も可能になりますしね。

■最後にこれからの『サピエンティア』についてお聞かせください。
誰かが損をするとか誰かが苦労するとかではなく、お客様とお店の双方がウィンウィンの関係でありたいですね。
美容師をしていると何かと得することがあります。お客様は多種多様な方が見えますので、例えばクルマを買い替えたいなと思ったらクルマ屋さんに相談出来るし、法律的な面で知りたいことがあれば、公認会計士や弁護士のお客様に詳しく聞くことも出来る。
美容師である自分がただ得をするのではなくて、この店を介在にしてお客様同士が知り合い、プラスにつなげていければと考えています。
画家を目指している人がいるとします。でも、個展を開くのに場所を借りるのはリスクがある。ならウチに飾ってみてはどうかと。まずはお店のスペースを利用してもらうことを積極的に考えています。
単なる美容室であれば良いとは思っていません。利用する人、ここに集う人によって何色にも染まることが出来る、そんな無色透明のお店を目指しています。

※上記記事は2011.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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