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花村歯科医院

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花村 裕之 院長
インタビュー
花村 裕之 院長 ハナムラ ヒロユキ
HIROYUKI HANAMURA
花村歯科医院
生年月日:1952年12月12日
出身地:神奈川県
血液型:A型
趣味・特技:サッカー&ラグビー観戦、写真
好きな本・愛読書:縄文・弥生時代の関連書物
好きな映画:白い恋人たち
好きな言葉・座右の銘:無財七施
好きな音楽・アーティスト:メロディ・ガルドー、ノラ・ジョーンズ、ヘイリー・ウェステンラ
好きな場所・観光地:森林公園、緑ヶ丘霊園、鴨川
■この道を志したきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。
父が歯科医だったということが大きいと思います。勤務医をしていた父の元へ行くと、「歯科医ってこういうことをするんだ」という漠然とした思いを抱くようになっていました。しかし、それが具体的な目標になるのは高校以後のことだったと思います。若い頃はそれこそ、デザイナーやカメラマンになりたいとか、色々と考えていたものですけどね(笑)。
私は大学では歯周病を専門としていました。恩師に当たる先生と学生の頃に出会い、先生に感化されて歯周病を専門に学んでみようということになったのです。3年大学におり、その後スウェーデンへと渡ってまた帰ってきて、都合10年ほど歯周病科に籍を置いていたということになります。
『花村歯科医院』は昭和45年(1970年)に父が40歳を過ぎて開いた医院になります。考えてみますと、もう40年余り、この地で歯科医療に携わってきているということになりますね。

花村 裕之 院長 花村 裕之 院長

■『花村歯科医院』のコンセプトを教えてください。
以前の建物は先の震災で傾いてしまい、安全を考慮してこの4月(2013年4月)より新しい医院でのスタートとなりました。全体に木の温もりの感じられる、ナチュラルな造りとなっていると思います。これを言いますと“スウェーデンかぶれ”と言われてしまうんですけど(苦笑)、あちらの病院は大体こうした感じなんですね。普通のアパートの中にユニットがあるような、いわゆる医療機関の冷たさといったものはあまり感じさせませんでした。
気持ちがリラックスしていないと、思うような治療結果は得られません。空間のやわらかさ、と表現するのでしょうか。建物を新しくするにあたってはその点を特に考慮しました。ただ、「入り口がわかりにくい」といった苦情も多少ありますが(苦笑)。

診療方針としては口腔内の健康を保つため、プラークコントロールの徹底を第一と考えています。そのまま私が歯周病科で学んできたことに他なりません。
現代の歯科医療においても、病気を全てゼロにすることは出来ません。つまり、治療自体がなくなることはありませんし、技術の継承は必要です。ただし、リスクを下げることが可能なわけで、そのためにも予防に着目していくことが大事だと考えています。

■予防歯科の重要性についてご説明ください。
花村 裕之 院長歯ブラシだけでは充分な予防はおこなえません。歯間ブラシであったり、フロスといった歯ブラシ以外の道具をきちんと使えていることが予防の前提になります。
アメリカでは、「Floss or Die」という標語があります。「フロスを選びますか、それとも、死ぬことを選びますか」といったことで、聞く人によっては極端に聞こえるかもしれません。では、なぜこう言いきれるのかを説明しましょう。
通常は口腔内の細菌は胃酸等の働きによりそれより奥へといくことはありません。ところが、歯周ポケットが出来てしまうと細菌は血液中に侵入し、これを菌血症と呼びます。健康な成人であれば菌血症だけでは大きな問題とはなりません。しかし、年をとり、免疫力が落ちてくるとどうなるでしょう。さらに、ガン治療等で免疫抑制剤を使っているケースでは、菌血症は命に関わる可能性が高くなります。
「Floss or Die」は、決して大げさな話ではありません。お口が全身の健康に影響を及ぼすという事実を認識していただければと思います。

■妊婦の歯科健診の必要性について、先生のお考えをお聞かせください。
妊婦は女性ホルモンが多く分泌されます。そして、歯周病菌はこの女性ホルモンを好む性質があるのです。先程のお話の続きになりますが、歯周ポケットから菌が体内に入れば、それが本人のみならず胎児にも影響を及ぼすという研究結果があります。
当院にもそのことを危惧して来院される女性がいらっしゃいますが、まだまだ少ないというのが現状です。理想をいえば、医科の妊婦健診と同様、妊婦の歯科健診は必要不可欠なのです。ただ、お隣の横浜市では実施されているものの、川崎市ではいまだその方向は見えないでいます。
私ども歯科医師もその必要性を訴えてはいますが、市民の方々にも妊婦健診の重要性を認識していただき、その気運が盛り上がることを期待しています。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。
3歳児健診に各学校の歯科健診、あるいはフォーラム等の機会を通じて、皆様に口腔内の健康を保つ重要性を知っていただければと思っています。もちろん、当院にお越しいただければ、歯ブラシのやり方から丁寧な説明をおこなっていきたいと考えています。
歯の病気に限らず、あらゆる病気は1つの“気づき”だと捉えることが出来ます。病気を1つのきっかけとして健康に関心を持つようになれば、それが早期での治療や深刻な疾患に陥るリスクを下げることにつながっていきます。そう考えますと、世の中に無駄なものはないという考え方も出来るのかもしれませんね。病気をただ不幸と考えず、前向きに良い形に捉えていただくことが、その後の人生をより豊かなものにしてくれるものと思っています。

※上記記事は2013.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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