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諏訪 敏之 副院長
スワ トシユキ
TOSHIYUKI SUWA |
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メディクスクリニック溝の口 |
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生年月日:1975年11月25日 |
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出身地:埼玉県 |
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血液型:B型 |
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趣味・特技:読書、子供と遊ぶこと |
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好きな本・愛読書:浅田次郎の小説 |
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好きな映画:三谷幸喜のコメディ映画 |
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好きな言葉・座右の銘:不器用でも実直に生きる |
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好きな音楽:ポップス、ロック |
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好きな場所:大蔵公園 動物園 |
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■医師を志したきっかけについて教えてください。 |
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父が外科医でしたので、幼少期から医師という仕事が身近で、常に目指したい存在としてありました。父とは職業観を含めさまざまな話をしましたので、その中で「人の命を救うことの尊さ」を感じることは多かったです。影響の大きさゆえ、必然的に「同じ道を志したい」という想いを抱くようになりました。大学を卒業した2000年に聖マリアンナ医科大学病院消化器・一般外科に入り、今年3月までは消化器外科の医局員として勤務していました。4月からは、当院で主に在宅訪問医として患者さんのお世話をさせていただいております。 |
■在宅訪問診療を主要な診療内容とされていますが、病院のスタッフ構成、診療内容と曜日を教えてください。 |
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当院は2008年に開業した訪問診療専門のクリニックで、現在700名近くの患者さんがいらっしゃいます。訪問診療の曜日は月曜から土曜までの午前と午後です。医師と看護師の2名でチームを組んで有料老人ホームを中心に一般家庭の患者さんも診させていただいております。訪問の頻度ですが、比較的病状が落ち着いていらっしゃる患者さんは隔週1回(月2回)、安定していない方は毎週1回訪問いたします。患者さんのご病状により、ご家族やケアスタッフさんと相談の上でスケジュールを決めさせていただきますので、どんなことでもご相談ください。一方で地域貢献の一環として、週3日(月曜・水曜・土曜の午前)は外来も行っており、近隣にお住まいの方と在宅診療の患者さんが受診されます。外来診療はわたくしと櫻井院長が担当しており、診療項目は内科・呼吸器科・アレルギー科・消化器科・各種健康診断です。
当院は厚生労働省の枠組みによる「機能強化型在宅療養支援診療所」でして、16床(個室8床、4床の大部屋2室)の病棟を持ち、24時間365日往診やお問い合わせにお応えする体制を整えています。夜間も当直医師が常駐しており、急を要する患者さんの診療に当たっています。また有料老人ホームの協力医療機関として医療サービスを提供させていただいており、クリニック上階にはベネッセさん運営の有料老人ホームが併設されています。 |
■一時的に患者さんをお預かりする「ショート・ステイ」のサービスについて、詳しく教えてください。 |
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先ほども申し上げましたように当院は有床の医療施設ですので、患者さんの受け入れが可能です。そこでふだん介護されているご家族に代わりまして、患者さんを短期でお預かりしお世話をさせていただくサービスが「ショート・ステイ」です。このサービスは、入院適用の医療保険ではなく介護保険を使った入所療養介護サービスで、介護度に応じて料金が定められています。ステイ期間の最長は7泊8日ですが、ご相談に応じます。法事・ご出張・ご出産・ご旅行などの用事がある際にご利用を検討していただけたらと思います。手順といたしましては、担当のケアマネージャーさんを通じてお申込みいただくようになっています。その際、介護区分に応じてケアマネージャーさんがケアプランを調整してくださいます。詳しくは当院在宅相談員にお尋ねください。 |
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■患者さんの栄養補給をサポートする「胃ろう」について教えてください。 |
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口から水分や栄養分を摂れない患者さんのサポートで、消化管の機能を活かした栄養補給法です。このやりかたでは腹壁を直接経由してでは胃の内腔に管を挿入し、そこから水分や栄養分を投与していきます。わざわざ消化管をお使いいただくのには大きな理由があります。まず消化管の粘膜は使わないと萎縮してしまいます。そして栄養分を吸収する小腸には、免疫をつかさどる重要な役割があります。栄養補給法としては静脈による点滴注射や鼻から(胃まで管えお挿入して)の栄養補給法がありますが、点滴注射は消化器をまったく使いませんし、鼻からの場合は吐いたりムセたりする、患者さんにとってチューブがストレスとなるなどのデメリットがあります。胃ろうの造設は10分程度の手術で済みますが、抵抗のある患者さんもいらっしゃいます。あくまでご相談の上で採用を決定しますが、全身の健康維持には消化器の機能回復は大変重要です。ご理解の上ご検討いただくことをお勧めしています。 |
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■診察で心がけていることについて、教えてください。地域のみなさまにメッセージをお願いします。 |
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現在診療している方はご高齢の方が中心です。日々の診療で心がけている事は、まず、患者さんの状況を想像し気持ちに寄り添ってお話をお聞きする事です。
若い人達と同じ身体機能を求めるのは困難かもしれません。患者さんが求めていらっしゃることを日々意識してお世話をさせていただいております。
また、そのためには話題についていけるように努力するわけですが、患者さんは私たちには無い豊富な体験をたくさんなさっています。お話の中には感慨深いもの、興味深いものも数多く含まれており、教えを請うことも多々あります。
地域の皆様には、お気軽に相談にいらしていただきたいと思います。「患者さんに寄り添える医療」を常に心がけ、最良のサービスを提供いたします。どんなことでもお気軽にご相談下さい。
※上記記事は2013.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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